ヘルパーマスタの概要
ヘルパ-マスタでは、ヘルパーさんの名前、性別、メールアドレス等の基本情報や保有資格、頻繁に介助に入る利用者様や交通費などを登録しておきます。
「メインメニュー」画面の「ヘルパーマスタ」をクリックすると、「ヘルパーマスタ一覧」画面に移動します。
ヘルパーマスタ一覧画面
① 「新規」ボタンをクリックすると「ヘルパーマスタ新規」画面に遷移しますので、そこでヘルパーの新規登録を行います。
② は「admin:管理者」として最初のログイン時に使用します。コード(ID)やヘルパー名、パスワードを変えて使用してください。
③ 初期状態では男性ヘルパー3名、女性ヘルパー3名がサンプルデータとして登録されております。変更してお使いいただいても、削除してしまっても大丈夫です。
ヘルパーマスタ新規登録
【ヘルパーコード】
④に6桁以内でコードを入力してください。入力項目左側のリストボックスを選択すると、自動で新しいヘルパーコードが入力されます。
「GRP-」で始まるコードを設定すると、重複してシフトを作成することができます。例えばグループホームでのシフトや、自動車で複数の利用者様を送迎するようなシフトの場合に活用できます。
「A-」で開始するヘルパーコードはシステム上「未定」ヘルパーの扱いとなりますので、使用しないようにしてください。
【ヘルパー名】
⑤にヘルパーの名前をフルネームで入力してください。
【略称名】
⑥にヘルパーの略称名を入力してください。シフト表などで使用されます。
【フリガナ】
⑦にヘルパーのフリガナを入力してください。読みカナ順番の並び替えに反映します。
【性別】
⑧にヘルパーの性別を選択してください。
【保有資格】
⑨にヘルパーの取得している資格に対し、チェックを入れて下さい。
※ヘルパー3級は減算対象になり、移動支援では市区町村によっては移動(外出)資格がないとシフトに入れない場合があります。
【サービス】
⑩にヘルパーさんが各種サービスに「従事できる」場合、チェックを入れて下さい。
※行動援護や同行援護には実績が2年以上あり、かつ知的障害や視覚障害用の講習を受ける必要など資格がないとシフトに入れない場合があります。
以上が最低限入力しなければならない必須項目です、⑪の「新規登録」ボタンをクリックして保存してください。
次にヘルパーさんの休暇を登録します。シフトを作る前に休暇を先に登録しておくことで、休暇とシフトがダブルブッキングしてしまう事故を防ぐことができます。
下記リンクより次にお進みください。
ヘルパーマスタの他の項目についてもっと知りたい場合は、下に読み進めてください。
保有資格、詳細設定の登録
ヘルパーマスタの新規登録が終わり、その後に保有資格やサービスに変更がある場合には、上図の画面上段にある ①「資格」タブをクリックしてください。
縦軸がヘルパー、横軸はサービスを表し、ヘルパーがそのサービスに入れる場合には一覧に「●」が表示されます。
②のヘルパー名をクリックすると「ヘルパーマスタ修正」画面が表示されます。
【保有資格】
登録画面と同様、③にヘルパーの取得している資格にチェックを入れて下さい。
【サービス】
登録画面と同様、④にヘルパーが各種サービスに「従事できる」場合チェックを入れて下さい。
【資格マスタ】
⑤の【資格マスタ】をクリックすると上記の「保有資格」による減算など設定する事ができます。
修正が終わりましたら⑥の「修正登録」ボタンをクリックして保存してください。
ヘルパーマスタのその他の項目について
【アクセスレベル】
ヘルパーがスケジュール管理ソフトにログインして使用する場合、機能の制限を設定する事ができます。
管理者・・・全ての機能について、データの追加/修正/削除ができます。
一般・・・全てのシフトデータを追加/修正/削除ができますが、マスタデータを扱うことはできません。
参照・・・ヘルパー自身のヘルパー別シフト表についてのみ参照ができます。
【カラー】
「利用者日別表」「利用者別カレンダー表」などでヘルパーを表示する色を設定できます。
【パスワード】
ヘルパーがスケジュール管理ソフトにログインする際のパスワードを入力してください。
※空欄ではログインする事ができません。
【時給単価設定】
給料計算の時に時給単価のランクを設定する事ができます。
※別途、時給単価マスタで最大5種類まで設定する事ができ、例えば研修時の単価、介護福祉士の単価など設定する事ができます。
【職種】
ヘルパーさんの管理者やサービス担当責任者など、職種を設定します。職種は「職種マスタ」で別途設定する必要があります。
ここで設定した職種が、勤務形態一覧表出力時に反映されます。
勤務形態一覧表の使い方は、下記の記事を参照してください。
【勤務形態】
ヘルパーさんの勤務形態を設定します。
A:常勤で専従
B:常勤で兼務
C:常勤以外で専従
D:常勤以外で兼務
上記の4つのうち、一つを設定可能です。
ここで設定した職種が、勤務形態一覧票出力時に反映されます。
【雇用契約日】
ヘルパーさんの雇用契約日を設定します。
有給休暇管理機能を使用する場合は、当項目を設定してください。有給管理機能の詳しい使い方は、下記の記事を参照してください。
【全日有給給与】
全日の有給休暇を取得した場合に発生する給与の金額を設定してください。
【半日有給給与】
半日の有給休暇を取得した場合に発生する給与の金額を設定してください。
【自動メール送信】
毎日指定した時間に、シフト内容をヘルパーに自動でメール送信する事ができます。
※「送信しない」「毎日送信」「シフト日のみ」から選択可能です。
【有効設定】
ヘルパーが退社したり、長期休暇の場合などで各種シフト表にヘルパー名を表示したく無い場合はチェックを外して下さい。チェックを外されたヘルパーはヘルパーマスタ上、グレイアウトされて表示されます。
ヘルパーを復活させたい場合は、チェックを外すだけで元通りになります。
【月間シフト表示】
該当ヘルパーのシフトを「ヘルパー月間シフト表」に表示したく無い場合はチェックを外して下さい。
【備考】
ヘルパーの特記事項などを入力してください。
対応表、交通費の登録
上図の画面上段にある ①「対応表」タブをクリックしてください。対応表一覧が表示されます。
縦軸はヘルパー、横軸は利用者を表しています。
利用者の下の「可」に「●」が付いている場合は、その利用者様にそのヘルパーさんが頻繁に介助に入るため、優先的に表示されるヘルパーであることを示しています。
「交通費」には、ヘルパーがその利用者の元に移動するための交通費が表示されます。
②のヘルパー名をクリックすると「ヘルパーマスタ修正」画面が表示されます。
この画面では利用者様に頻繁に介助に入るヘルパーさんの設定や、給料計算画面で自動的に入力するための交通費を設定する事ができます。
③【可否】チェックボックス
上図のヘルパー名「今沢 俊夫」が頻繁に介助に入る利用者様を③のようにチェックしてください。
チェックを付けておくと、ヘルパーをプルダウンから選択する際に、チェックしたヘルパーは上段に白地で表示され、担当させたいヘルパーを選びやすくなります。
また、チェックをしないヘルパーはプルダウンの下段にグレー地で表示され、優先度を下げて表示できます。
⑤のように休暇の【可否】にチェックを付ける場合は、休暇入力画面でよく使う休暇、あまり使わない休暇の優先度を変えてプルダウンに表示したい場合に有効です。
【交通費】
給料計算で交通費を毎回手入力するのは大変なので、利用者宅へ移動するヘルパーの交通費がいつも同じ固定金額の場合には 、④にあらかじめ交通費を設定して置くことで、給料計算の時に自動で交通費を入力する事ができます。
修正、変更が終わりましたら⑥の「修正登録」ボタンをクリックして保存してください。
次にヘルパーさんの休暇を登録します。