利用者マスタの概要
①「基本支援/請求情報」タブでは利用者負担上限管理、自社他社上限管理、サービス種別、障害支援区分などの情報を登録します。
②請求情報
受給者証番号:10桁の受給者証番号を入力する。
※障害支援の設定を有効にする場合は必須入力。
※障害支援の設定を無効にしたい場合は空白にする。
障害種別 :障害種別を設定する。
18歳未満は「児童」にする。
「難病」は障害支援区分を設定しなくてもよい。
「高次脳」は東京都世田谷区の時に使用する。
「医療費控除の対象にする」:チェックをすると利用者負担請求書の「医療費控除対象額」欄に対象額が印刷表示されます。
「介護保険」でサービス内容が身体介護に関わる単位数のみ対象です。
「障害支援」では対象外です。
例:身体介護2、身体1生活2などは対象、生活援助3などは対象外です。
支給市区町村:市区町村マスタで登録した市区町村名を設定する。
自冶体助成先:市区町村マスタで登録した市区町村名を設定する、政令都市の場合は政令都市名を設定する。※緑色のボタンで市区町村マスタへ飛ぶ。
例:政令都市の場合:
支給市区町村→淀川区、自冶体助成先→大阪市
支給市区町村→浦和区、自冶体助成先→さいたま市
支給市区町村→緑区、 自冶体助成先→横浜市
例:政令都市で無い場合:
支給市区町村→宝塚市、自冶体助成先→宝塚市
支給市区町村→鎌倉市、自冶体助成先→鎌倉市
支給市区町村→新宿区、自冶体助成先→新宿区 ※東京都の場合は同じ内容を設定。
特記事項/備考欄:注意する点や古い受給者証番号などメモして置くと良いでしょう。
③利用者負担上限管理情報
利用者負担額の上限月額を設定します、0円でも設定してください。
東京都福祉保健局の以下のリンクも参考にしてください。
負担上限月額:0円、4,600円、9,300円、37,200円で設定します。
所得区分 :「生活保護、低所得12」→0円、「一般1:2」→9,300円:37,200円になります。
また分からない場合は空白選択でOKです。
適用開始日 :適用期間の開始日を入力します。
適用終了日 :適用期間の終了日を入力します。
④「自社、他社」上限管理事業所の設定
利用者負担額があり、複数の事業所を利用している場合は上限管理事業所の設定を行います。
※管理事業所は、メインメニュー「マスタ」ー「自他事業所マスタ」にて登録する。
●自社が上限管理事業所の場合:
上図の様に、上限管理対象を「自上限」に選択して「管理事業所名」ボタンを押してリストから管理事業所名をダブルクリックをして選んでください。
※事業所名を取り消すには「消」ボタンを押すとクリアされます。
・「追加」ボタンを押し、他社の事業所情報を登録します。
他事業所番号:ボタンを押してリストから他社の事業所名をダブルクリックをして選んでください。
他事業所名 :上記で選んだ事業所名が表示されます。
事業種別 :
●他社が上限管理事業所の場合:
上図の様に、上限管理対象を「他上限」に選択して「管理事業所名」ボタンを押してリストから管理事業所名をダブルクリックをして選んでください。
※事業所名を取り消すには「消」ボタンを押すとクリアされます。
⑤サービス種別情報
今現在、サービスを提供している種類を登録します。
またそのサービスが終了していない限り終了年月日は入力しないでください。
サービス種別No:「11,12,13,15」のサービス種別名に連動した番号が表示されます。
サービス種別名:「居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護」の4つのから選択する。
開始年月日 :サービスの開始日を入力します。
※初回加算を付ける場合には、上記のサービス開始年月と初回加算の実績年月は同じにしてください、違う場合は初回加算エラーが出ます。
終了年月日 :そのサービスが終了したら入力して下さい、終了していない場合は「00/00/00」に設定してください。
⑥障害支援区分情報
障害支援区分 :区分1~区分6までのうち選択します。
※重度訪問介護の場合、区分6は3種類あります。
「区分6(15%) → 重訪Ⅰ」「区分6(8.5%) → 重訪Ⅱ」「区分6 → 重訪Ⅲ」
認定有効開始日:有効期間の開始日を入力します。
認定有効終了日:有効期間の終了日を入力します。