介護保険、身体9の請求方法

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介護保険にて4時間30分以上のサービスを行った場合、サービスコードは「身体9」というものが紐付きます。

この場合、単位数を自分で計算して、請求ソフトに設定する必要があります。

そのため、実績を取り込んだ直後は、下記のように単位数が「0」と表示されている状態です。

164.JPG

 

ここに単位数を設定していきます。

当該レコードをダブルクリックすると、提供票明細入力ウィンドウが立ち上がります。

「単位数」に単位数を入力して、保存してください。

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単位数の求め方は下記です。※令和3年度4月施工版より抜粋

579単位 + (m × 84単位)

579単位は「身体3」の単位数を示し、mは1.5時間より、30分を増すごとのきざみ数です。

4.5時間なら「身体6」

5.0時間なら「身体7」

5.5時間なら「身体8」・・・のように増えていきます。

すなわち「身体3(1.5時間)」以降は30分おきに84単位ずつ増えていくことになります。

★2人介護の場合は単位数を、2倍にします。

 

例1:身体9、特定事業所加算なし、サービス提供時間が4.5時間の場合

579単位 + (6 × 84単位) =  1083単位

 

例2:身体9・Ⅰ(特定事業所加算Ⅰ)、サービス提供時間が5時間の場合

特定事業所加算による加算が20%、追加されます。小数点以下端数は四捨五入となります。

(579単位 + (7 × 84単位)) × 特定事業所加算20% =  1400単位

 

例3:身体9・夜間・II(特定事業所加算II)、サービス提供時間が4.5時間の場合

夜間サービスによる加算が25%、特定事業所加算による加算が10%、追加されます。小数点以下端数は端数が出るたびに、四捨五入となります。

((579単位 + (6 × 84単位)) × 夜間加算25%) = 1353.75 → 四捨五入し、1354単位

1354単位 × 特定事業所加算10% = 1489.4 → 四捨五入し、1489単位

 

単位数を設定したら「計算チェック」を行って下さい。

計算チェックが終わったら「コード表示」ボタンをクリックします。

身体9の当該レコードに先ほど設定した単位数が反映されていることを確認します。

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次に「適用」欄に時間数を「分」で入力します。

「修正する」ボタンをクリックします。すると「修正済み」ボタンに変化し、適用欄に入力可能な状態となりますので、時間数をで入力します。

4.5時間なら270。

5.0時間なら300。

5.5時間なら330となります。

★2人介護の場合は時間数を2倍にします。

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最後に「修正済み」ボタンの状態のまま「ロックする」をクリックし、保存して終了してください。

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これで身体9の設定は終了です。