介護保険の二人介助にてエラーが表示される場合

フォローする

介護保険の実績にて計算チェックを行うと、2人介助のシフトが含まれている場合、

 

「同日同時間のサービスの2人介助を1行にまとめ、2人介助のサービスコードをあてはめてください。 00:00~00:00 1人目  00:00~00:00 2人目」

 

「2人介助チェックの箇所を手動で直してください 00:00~00:00 2人目」

 

このようなエラーが表示される場合があります。

 

介護保険のサービスにて2人介助を行った場合のサービスコードには、「通常のサービスコードの二倍」の単位数が割り振られています。

ということは、ヘルパーAとヘルパーBの二人で介助を行い、二人目のヘルパーであるBに2人介助のチェックを付けていると、

・ヘルパーA:通常の単位数

・ヘルパーB:2倍の単位数

という「2人介助なのに、合計3倍の単位数」の請求をすることとなり、返戻となります。

 

このような場合、実績を手動で修正する必要があります。

例を挙げてご説明します。

 

2人介助の時間が完全に重なっている場合

ヘルパーA:14:30~15:30

・ヘルパーB:14:30~15:30 2人介助チェック付き

 

この場合は

「同日同時間のサービスの2人介助を1行にまとめ、2人介助のサービスコードをあてはめてください。 14:30~15:30 1人目  14:30~15:30 2人目」

というエラーが表示されます。

 

上記の場合は、介護保険タブにて、どちらかのヘルパーの実績に2人介助チェックを付け、「サービスコード」ボタンをクリックしてください。

2人介助のサービスコード(通常の二倍の単位数)が、自動的にあてはめられます。

159.JPG

 

残ったもう一人の実績は不要になったので、行ごと削除するか、該当日の実績の「1」を「×」に変更してください。

160.JPG

 

 

2人介助の時間が一部重なっている場合

・ヘルパーA:10:00~13:00

・ヘルパーB:11:00~12:00 2人介助チェック付き

 

この場合は

「2人介助チェックの箇所を手動で直してください 11:00~12:00 2人目」

というエラーが表示されます。

 

上記の場合は、介護保険タブにて「ヘルパーB」の2人介助チェックを手動で外してください。

こうすることで、通常の単位数のサービスコードが二人分あてはめられたことになります。

158.JPG

 

修正後、再度計算チェックボタンをクリックして、エラーが起きないことを確認してください。