同一建物減算とは、下記要件に当てはまる場合に減算される項目のことです。(2018/09現在)
①事業所と同一敷地内又は隣接する敷地内に所在する建物に居住する者(②に該当する場合を除く。)
②上記の建物のうち、当該建物に居住する利用者の人数が1月あたり50人以上の場合
③上記①以外の範囲に所在する建物に居住する者(当該建物に居住する利用者の人数が1月あたり20人以上の場合)
①、③は10%の減算、②は15%の減算です。(ヘルパーアシスト請求ソフトでは10%減算のみ対応しています)
ここでは請求ソフトにおいて同一建物減算を設定する方法をご説明します。
1.利用者マスタの設定
請求ソフトのメインメニューより、利用者マスタへ移動します。
同一建物減算を設定する利用者様を、一覧からダブルクリックで選択します。
利用者様の利用者マスタ明細が表示されたら、「介護保険/請求情報」タブをクリックします。
「要介護情報」欄にて「追加」ボタン、もしくは既に設定されている要介護情報の場合は該当行をダブルクリックしてください。
「要介護度内容入力」ウィンドウが表示されたら必要情報を入力し、「同一建物減算」にチェックを付けて保存してください。
利用者マスタの設定は以上です。
2.実績の設定
請求ソフトのメインメニューより、実績記録の一覧へ移動します。
実績記録の一覧から、同一建物減算を設定する利用者様をダブルクリックで選択します。
利用者様の利用実績が表示されたら、さらに同一建物減算を設定するサービスをダブルクリックで選択します。
提供表明細入力ウィンドウが表示されたら、「同一建物減算」にチェックを付けて保存します。
介護保険の場合には
下記のように同一建物減算のサービスコードが表示されます。
総合事業の場合には
総合事業における、同一建物減算のサービスコードが表示されます。(各自治体により異なります)